6月 16 2012

6月16日 外電と海外大口投機家建玉状況

<通貨・株式>
 ドルは安く、この日の抵抗79.10円を維持出来ずに頭の重い展開。17日のギリシャ再選挙の結果次第ではユーロ離脱もありうる事から、積極的な取引が見送られた様子。

 ユーロは高くも日週足レンジ内。メルケル独首相があらためてユーロ共同債の構想を拒否するなど欧州債務危機の深刻化懸念から下げるも、前日にギリシャの再選挙後に金融市場が混乱するようであれば、主要国中央銀行が市場の安定化と信用収縮の阻止に向け協調して行動する用意があると明らかにした事から持ち直した模様。
 ダウは高く、この日の上値抵抗や週足上値抵抗を抜いてチャートがいいですね。

 

<工業品>
 金8月限は高くもレンジ内。ギリシャ再選挙で反緊縮派が勝利すればユーロ離脱観測が現実味を帯びるが、金融不安回避のため世界の中央銀行が流動性供給で協調するとの見方が広がった。既にギリシャでは預金引き出しや海外送金が殺到しているらしく、ユーロ離脱に備えた動きが顕在化している様だが、金融市場ではギリシャがユーロ離脱となれば各国中央銀行が救済に踏み切り、米国も追加緩和に迫られると読んでいる模様。どちらに転んでも金には強気とのシナリオが描ける。現在逃避資金はドルや円、米独国債などに流れ込んでいる様子。ETFは3.02トンの増加。
 白金7月限はじり安レンジ内。米主要経済発表の内容が悪く下げた模様。パラ9月限は安くもレンジ内。金は米追加緩和期待で上げるも、工業用金属の需要減少懸念が圧迫した様子。
 原油7月限はじり高。この日の上値抵抗を抜くも小陰線。17日のギリシャの再選挙を控え、引き続き欧州債務危機の深刻化懸念が強い中、米経済の内容の悪さによる需要減退懸念が強まって高値からだれた模様。

 

<穀物>
 大豆7月限は安くもレンジ内。コーンベルトに恵みの雨が降った事や、ギリシャ再選挙による不透明感・インフォーマが大豆の作付面積を上方修正した事が圧迫要因。ロールオーバーの商いが中心だった様子。
 コーン7月限は大幅安。この日の下値抵抗を割り込んで足取りが良くありません。コーンベルト西部や中部、東部に恵みの雨が降った事や、インフォーマによるコーンの作付面積見通しの上方修正・米南東部の家畜業者がブラジルからコーンの輸入を検討との噂・閉鎖を検討しているエタノール工場がコーン在庫を放出との噂から売り込まれた模様。大豆同様ロールオーバー中心。
 小麦7月限は安く、この日の下値抵抗を割り込んで引けています。ロシアや豪州・中国北部の乾燥懸念・中国小麦生産高見通しの下方修正から買われるも、コーンの下落やハーベストプレッシャーで上げ幅を一気に吐き出しています。

 

 

 尚、6月12日現在の海外大口投機家の買い越し状況は下記の通り。()は前週内容。

 

 金…132315枚(128864枚)
 銀…9609枚(9794枚)
 白金…16193枚(14734枚)
 パラ…5057枚(3450枚)
 原油…130858枚(146837枚)
 コーン…94728枚(93566枚)
 大豆…233926枚(213696枚)

 

 

 今週も本当にお疲れ様でした。

  

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